商品説明
終焉を迎える瞬間の儚さと深い余韻を探求する香りは、スイスの探検家エラ・マイヤールの言葉から着想を得て2018年に誕生した。トップにはネパール産ペッパー(Ban Timmur)とイタリアなどで栽培されるベルガモットが清涼感とスパイシーな興味を同時にもたらし、山頂で迎える緊張感と躍動感を想起させる。ミドルではラム酒の豊かな甘みとキャロットシードが野性味を添え、野生のイチジクがしっとりとした果実の深みを描き出し、禁断的でありつつ温かみを帯びた中核を形成する。ラストにはカシミアウッドとトンカビーンが大地に根付く安堵感と静謐を与え、終わりの風景を余韻として静かに響かせる。名称「Eleventh Hour」は「最後の瞬間」を示し、喪失した調和を再び求める旅路や再生の可能性を暗示する。香調時には、人類が最後に辿り着くべき聖域としての山岳地帯や、終焉のテーマに寄り添う自然のエネルギーを構造に組み込み、発表当初から香好家の間で注目を集めた。主要素材の産地は公式に細部まで明示されないものの、ネパール産ペッパーや地中海域由来の柑橘、キャロットシードやイチジク、樹木系ノートの組み合わせにより、壮大な物語性と静謐さが調和する。抽象的には「終わりと再生」「失われた調和への回帰」「最後の避難所としての自然」といったテーマが込められ、中立的かつ詩的に香りそのものを描写する一品である。
コレクション名: Eau de Parfum
サイズ: 50ml
調香師
Jérôme Epinette / ジェローム・エピネット